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小説担当おばばさまとイラスト担当やしまさまお二人による ステキな小説をいただきました。 幻想水滸伝Ⅱというゲームの世界を舞台にした小説です。 その世界がどういうものであるかの説明文を つけてくださっていますので、 ゲームをご存知ないかたは 下の幻水とは？からお入りくださいませ。 ご存知の方はみぞれまじり1からお入りくださいませ。 また、もっと幻水を！とお望みの方 ぜひお二人のサイト、あしたも天気！ をお訪ねくださいませ。 |
| 幻想水滸伝 （幻水）とは？ |
みぞれまじり1 （幻水2より） |
みぞれまじり2 （幻水2より） |
みぞれまじり3 （幻水2より） |
強大な国家である赤月帝国は、長期にわたって繁栄していたが、 その結果、政治は腐敗し、貧富の差は拡大し、社会内部に多くの 問題を抱えるようになった。主人公は、帝国６将軍の一人である テオ・マクドールの唯一の嫡子。父の跡を継いで軍人となるべく 教育を受けていたが、あるとき、親友のテッドが反逆者とされて しまう。逃亡の最中に深手を負ったテッドは、人間に絶大な力を 与え、それを所有するものを不老にする「27の真の紋章」の一つ、 ソウルイーターを主人公に渡す。テッドはこれを持っているがゆえに、 皇帝の寵愛を受ける女魔術師ウィンディから狙われ、 ３００年の長きに渡って逃亡の旅を続けてきたのだ。 ソウルイーターを受け継いだ主人公は、幼いころからの付き人だった グレミオ、父が護衛に付けてくれた女戦士クレオとともに、反逆者の 汚名を着せられて逃亡する。その途中で、帝国兵の手から救って くれた風来坊ビクトールにより、主人公は、帝国を倒し自由な国家を 作ろうと戦う解放軍のリーダー、オデッサに出会う。帝国と帝国軍の 腐敗に衝撃を受けていた主人公は、このまま逃亡の旅を続けるか、 それとも父と帝国を裏切って解放軍につくかで悩む。ところが、 解放軍のアジトが襲撃を受け、オデッサが深手を負ってしまう。 死の寸前にオデッサは、「カクの町に住むマッシュと言う男に 会ってほしい」と伝える。その遺志を受けてカクに赴いた主人公は、 マッシュがかつては帝国軍の参謀であり、オデッサとは兄弟である こと、オデッサがマッシュのところへ行ってほしいというのは、自分に 解放軍を継いでほしいという意味であったと知らされる。悩んだ末に 解放軍リーダーとなる主人公。マッシュを軍師として、主人公は、 かつて自分が仕えた帝国に背き、新しい国家を作るための戦いに 身を投じる。 戦いの中で死んでゆく人々、父との対峙、やがて主人公は、 親友から渡された紋章ソウルイーターの真の意味を知る…。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ■幻水２■ 北方の国ハイランドのキャロの町に住む主人公は、親友のジョウイとともに 少年兵で作られた部隊に入り、国境の駐屯地で帰宅の日を楽しみに 過ごしていた。だが夜襲によって部隊は皆殺しにあい、どうにか助かった 主人公とジョウイは、このたびの夜襲が敵国ジョウストン都市同盟による ものではなく、休戦協定をつぶすために、自国ハイランドの王子ルカ・ブライトが 仕組んだものだと知る。自国の兵士に負われた二人は、途中で離れ離れに なり、主人公は都市同盟の傭兵であるビクトールとフリックに拾われる。 傭兵砦の人々は親切であったが、主人公は後で助けに来たジョウイとともに、 故郷に帰るべく砦を抜け出す。だが、たどりついた故郷では、部隊が夜襲を 受けたのは主人公とジョウイがスパイとなって敵軍に情報を伝えたためだと いうことになっており、二人は捕らわれの身となる。犯罪者として処刑される 直前、ビクトールたちが救出に来てくれ、主人公はジョウイ、義姉のナナミと ともに国を出る。傭兵砦に戻った彼らだが、そこも、ルカ・ブライトの襲撃を 受けて壊滅してしまい、都市同盟でも有力なミューズ市に逃げ込む。しかし、 同盟内部は自市の防衛や利益のみを考えるものが多く、ハイランドの侵攻を 前にして一致団結して戦おうという気運が上がらない。自国に罪を着せられ、 今また都市同盟でも人々の勝手な欲望に絶望したジョウイは、 自ら戦うための力を得るためにミューズ市の市長を殺してハイランドに走り、 主人公と袂を分かつ。 市長が死んだことにより混乱するミューズ市は、ハイランドの襲撃を受けて 征服され、主人公はナナミとともに逃亡する羽目となった。 やがて落ち延びたサウスウィンドウ市でビクトールらと再会した主人公は、 ラダトの街に住む豪商シュウと会う。シュウは優れた戦略家でもあり、 ビクトールたちは彼を見方にひきいれて、ハイランドに抵抗しようとする。 あるときシュウに、奇襲のための部隊をまかされた主人公は、 苦戦の末に勝利した。 対ハイランド戦における、初めての勝利である。本拠地に戻った主人公は、 人々が自分を英雄と呼びはじめたことを知った。そのためにシュウは、 奇襲隊を主人公に授けたのだ。 シュウの薦めにより主人公は同盟軍の軍主となり、 親友ジョウイと敵対する道を選ぶ。 やがて彼らは、後に「デュナン統一戦争」と呼ばれることになる 戦いの中で、互いの陣営のリーダーとして出会うことになるが…。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ あうう、なんかこれだけじゃ、わけわかりませんね(T_T)。ちなみに幻水世界に おける紋章っていうのは、人間の体に宿すことによってそのものに魔力や 不思議な力を与えるもののことです。手の甲とかに宿すんですが、痣とか そんな風に見えるんじゃないかなと思います。 幻水２の主人公も、１の主人公同様「27の真の紋章」の一つである始まりの 紋章のかたわれ、輝く盾の紋章って言うのを物語の途中で宿すことになります。 親友のジョウイがもうひとつのかたわれ、黒き刃の紋章を宿します。真の紋章は 自分の意志で動くってところがありますので、なぜ二人が紋章を宿すことに なったか、紋章の意志はどのようなものであるのか、そこらへんをひとつの軸に、 戦争の流れをもうひとつの軸にして、物語が流れていきます。 幻水１の後、１の主人公は放浪の旅に出ます。通常１の主人公と２の主人公とは、 ２の途中の「英雄イベント」と呼ばれるイベントで出会うか、もしくはそのイベントが 発生しなければ全く会わないかなんですが、今回お送りしたお話で、 ちょっとそのあたりにオリジナルを入れてしまいました(^_^;)。 （おばばさまより） みぞれまじりの文中、 ゲランさんとあるのは幻水1の主人公で 僕とあるのは幻水2の主人公です。 （月うさぎ） |
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