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 最近、掲示板月色夜会で、芥川龍之介の短編小説「藪の中」が話題になりました。 いつものことですが、私の記憶はかなり薄れ気味で、主人公に名前があったことすら ああ、そうだったの、という有様でしたが、お陰さまで、 青空文庫（http://www.aozora.gr.jp/ で、あらためて読ませていただきました。 で、そうだ、真砂を描こうと思い立ったのですが、 誰の告白の真砂を書けばよいのか。 名探偵ではない私には誰が真実を言っているのかわかりません。 それで、単純に好みで選んで、真砂自身の懺悔による真砂 のつもりで描いてみました。 でも、まだそれほどはっきりしたイメージがなくて とりとめのない絵になったような気がします。 ところで、何か足りないような気がしていたんですが、わかりました。 笠をとめるため、あごの所で結ぶ紐がないのですね。 うう〜ん、どうしよう・・・・ ま、いいか（汗） そういえば、藪の中は黒澤監督の映画「羅生門」の原作ですが、 最近、といっても3.4年前になるでしょうか、 新しく映画化されました。 題名は「ミスティー」です。 真砂に天海祐希 夫に金城武 盗賊多襄丸に豊川悦司 このキャスティング、天海祐希と金城武は文句ありませんが 盗賊に豊川悦司は意外でした。 どちらかというと線の細いタイプだと思っていたので 「羅生門」で三船敏郎が演じたのと同じ盗賊を演じられるのか疑問でした。 でも観てみると、トヨエツなりの盗賊になっていて、 思いがけない一面を見せてもらったような気がしました。 またまたそういえばですが、 トヨエツはラッセル・クロウと競演したことがあるんですよ。 「No way back」（逃亡遊戯）という映画なんですけど、 トヨエツがハリウッド映画に出演したのか、クロウが日本映画に出演したのか、 その辺はよくわかりません。 トヨエツはヤクザのLA支部（？）のボスで、クロウはFBI捜査官。 始めは殺人事件の黒幕としてトヨエツを追うクロウですが、 まあいろいろあって、誘拐されたクロウの息子を二人で協力して救い出す、 というお話でした。 もちろん、クロウがブレイクする以前のことですから、 １０年近く前なんじゃないかと思い、ネットで調べてみたら 1996年公開でした。 私は、2.3年前に深夜テレビで放映されたのを観たのですが、 かなり面白かったですよ。 トヨエツの英語もなかなかでした。 |
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